カンクンとキューバ のお得な行き方 を紹介しつつ、キューバ旅行の予算 が予想より安く済んだ2018年10月の旅行記を書きました。
ガチガチに集合時間が決まっているパッケージツアーは苦手、バックパッカーでドミトリーとか空港で野宿とかは卒業。予算は抑えても最低限の快適さは求めたい、そんな旅行を心掛けています。
今回は、羽田発着ロサンゼルス経由で、メキシコのカンクン、キューバ、パナマシティ乗り継ぎでラスベガス、グランドサークルと駆け足で周って来ました。
中米でお得なLCCやエアライン、カンクンのオールインクルーシブのリゾートホテル、キューバ旅行の準備やおすすめホテル、グランドサークルの周り方などをまとめました。また、プライオリティ・パスが使えたかどうか空港別にも記載していきますので、プライオリティ・パスホルダーの方は参考にしていただければ幸いです。
今回の旅行は超楽しかったのですが、それは、
- 中米のエアラインは安いのに超快適
- ハバナのホテルが超快適
- カンクンのオールインクルーシブのコスパがヤバい
- グランドサークルの景色やっぱり圧巻
- ラスベガスのホテルが破格過ぎ
といった理由からです。
これからカンクン、キューバ、グランドサークルあたりに旅行に行く方のお役に立てれば嬉しいです。
今回僕が利用した飛行機は以下のとおりです。
飛行機大好き人間の僕ですが、流石に9日間で8区間乗ったという経験は初かもしれませんw。
後で書きますが、特筆すべきはインタージェット航空とコパエアーです。
それでは行ってみましょう。
長くなるので、
1.羽田→カンクン篇(当記事)
2.カンクン滞在篇
に分けてみます。
カンクンへの航空券 はお得なデルタ航空のロサンゼルス往復と破格のアエロメヒコ航空で
2018年10月17日
デルタ航空006便 羽田15:15発 ロサンゼルス09:33着 機材A330-300ER 57,800円(往復) 所要9時間半
羽田空港国際線ターミナル プライオリティ・パス使えず
2018年5月に計画をした旅行だったのですが、この時点で検索サイトSKY SCANNERで東京/ロサンゼルスの往復航空券を検索すると、デルタ航空が一番安かったので、直接デルタ航空のウェブサイトでチケットを購入しました。
羽田空港でのデルタ航空のチェックインは、全て自動チェックイン機で行い、カウンターで荷物だけを預けるという手順でした。スタッフにロサンゼルス到着後、アエロメヒコ航空でカンクンまで行く旨を伝えたところ、羽田で搭乗券が3枚(羽田>ロサンゼルス、ロサンゼルス>メキシコシティ、メキシコシティ>カンクン)発券されました。預け荷物のタグも一気にカンクンまで発券されましたが、ロサンゼルスで一度ピックアップして、タグは付けたまま再度チェックインすることになるとのことです。メキシコシティでは自動的に乗せ換えとなるそうです。
5年前にデルタ航空は乗ったことがありましたが、その時、エコノミークラスの強烈な狭さに苦しめられたのを覚えており、今回の9時間半のフライトは大丈夫かと心配していました。しかし、心配は杞憂に終わりました。
デルタ航空の新機材は足元に充分な広さがあり、とても快適なフライトでした。。
アメリカにアメリカのエアラインで行くのに機材はエアバスというところがいいですね。
アメニティもスリッパやアイマスク、耳栓、大きなブランケットとピローがついていました。機内食のメニューまでありました。アメリカ系の航空会社って昔はサービスがあまり良くなかった印象ですが、時代は変わっているんですね。
機内食も美味しかったです。日本でケータリングしているものだからでしょうか。と思ったんですが、復路の機内食も美味しかったので、全体的にクオリティは高いと思います。
一時期、アメリカ系航空会社ではアルコールが有料でしたが、2018年現在はエコノミークラスでも無料になっていました。
スタバとコラボしているらしく、コーヒーにはスタバのロゴが入っています。
コカ・コーラのカップに入っているのはコーラじゃなくて、もちろん赤ワインです。アルコールもアメリカンサイズのカップに並々と注いでくれますw。こういうところがアメリカの好きなところです。
エンターテインメントも豊富で、観たい映画が目白押しだったので9時間半のフライトでは観切れませんでした。タッチパネルもサクサク動いて快適でした。
ロサンゼルス到着前には朝食も出てきました。
映画に夢中で一睡もすることなく、定刻より30分ほど早くロサンゼルスに到着しました。羽田からのデルタ航空の到着はTBITことトム・ブラッドレー・ターミナルです。
アメリカ乗り継ぎの時は、一旦到着地でアメリカに入国し、預けたスーツケースをピックアップしなければなりません。
最近は、アメリカでも端末による入国審査でわりかし時間が掛からなくなりましたが、それでも、今回ロサンゼルスでは30分ほど入国に時間を要しました。ギリギリの乗り換えは止めたほうが良さそうですね。
さて、ロサンゼルスでは乗り換えをしますが、、、ロサンゼルス空港(通称LAX)のTBITでの乗り継ぎでは、ひとつコツがあります。
ロサンゼルス空港の乗り継ぎ のコツ
ロサンゼルス空港のTBITターミナルに到着し、無事にスーツケースをピックアップしました。その後、意味があるのか不明な税関を抜けた後、乗り換え客は案内板に沿って右に進むことになります。そして、緩い上り坂の突き当りを曲がったところで、再度スーツケースを預け入れすることになります。
ここに出る手前のところで、機内に持ち込めない液体物やパウダー類を持っている場合は、スーツケースの中に入れてしまえば、次の目的地まで没収されずに運ぶことができます。
荷物を預けるコンベアがある所に出てしまうと、とてもじゃないですが、スーツケースを開けられる雰囲気ではないです。
例えば、羽田空港で保安検査を抜けた後の出発ロビーで買ったペットボトルのお茶とか、機内でもらったペットボトルの水とかがある場合は、ここでスーツケースに入れてしまいましょう。
僕は羽田で大量に買ったペットボトルのお茶をハバナのホテルで飲みまくりました。
もっとも、そんなの羽田でチェックインする前に事前に買ってスーツケースに入れとけばいいのですが、どうしてか、いつもお茶とか水とかって忘れてしまい、羽田や成田の出発ロビーで大量に買うはめになるんですよね。。。
2018年10月17日
アエロメヒコ航空647便 ロサンゼルス13:20発 メキシコシティ19:10着 機材B737-800 12,800円(ロサンゼルスからカンクンまでの片道トータル) 所要4時間
ロサンゼルス空港第2ターミナル プライオリティ・パス使えず
上記の通り、ロサンゼルス/カンクンのアエロメヒコ航空が破格でした(SKY SCANNER調査、アエロメヒコ航空ウェブサイトで購入)。
スーツケースを預けたら歩いてLAX第2ターミナルへ移動。LAXはターミナルがたくさんありますが、全部Uの字型に並んでいるので歩いて移動できます。ターミナル間連絡バスなんかは待ってる時間のほうが長くなります。
第2ターミナルはデルタ航空とスカイチームの航空会社が主に使用しています。アメリカは出国審査がありませんので、そのまま保安検査を抜けて出発ロビーへ進みます。
出発ロビーのファストフードで食べたハンバーガーがポテトとコーラつけて25ドル(もちろんUSドル!)もしました。ショック過ぎて写真撮るの忘れました。。
機内では軽食のサンドイッチが出ました。ビールはコロナビールでメキシコに行く感じがしますね。
そして、メキシコシティで乗り継ぎですが、ここで入国します。スーツケースは直でカンクンまで行くのでピックアップする必要はありません。入国審査は日本人は一瞬で終わります。2018年現在、メキシコはビザも電子ビザも必要ありません。メキシコシティは4年振りでしたが、空港が古くなったなーという印象でした。
2018年10月17日
アエロメヒコ航空598便 メキシコシティ21:45発 カンクン00:05着(18日) 機材E190 所要2時間
メキシコシティ空港 第2ターミナル プライオリティ・パス使えた
アエロメヒコ航空はメキシコシティの空港では第2ターミナルを使用しています。ここではプライオリティ・パスでアエロメヒコ航空のラウンジが使えました。アルコールもおつまみも充実、シャワーもあり、快適でした。
メキシコ人も気さくですね。メキシコはジャンクフードなイメージですが、食べ物は美味しいです。このラウンジにあったラップサンドが忘れられません。
本日3本目のフライトは、機材がE190でした。僕は飛行機マニアですが、一般的な旅客機の中ではE190が一番好きです。E190は、構造上の都合なのか、どのエアラインで乗っても、エコノミークラスのシートピッチが異様に広いし、窓が大きいんです。B787は窓は縦に大きくなりましたが、E190はもともと縦にも横にも大きいんです。景色を眺めるには一番の機材です。夜ですが。
3本の飛行機を乗り継いでやっとこさカンクンに到着。カンクン空港は第4ターミナルに到着。新しいターミナルで、1年前から使用を開始したとのことです。
カンクン空港からリゾートエリアのホテルまでは、深夜着だったので、羽田でプライベートシャトルサービスを予約しておきました。乗り合いシャトルだとある程度人数が集まるまで待たされるので、プライベート(専用車)にしました。タクシーでも良かったんですが、乗り場で並んでたらヤだなと思い、今回はシャトルサービスにしました。空港からホテルまでUS$30-。タクシーでもホテルから空港までUS$30-だったので、相場的な値段だと思います。
利用したシャトルサービスの会社は下記です。昼間は乗り合いもやってます。乗り合いだとUS$12からと破格です。間際予約も対応可能、クレジットカード払いで、送ったメールにも直ぐに返信があり信用できました。
そんなこんなで、やっと最初の目的地カンクンに到着です。
カンクンまでの飛行時間
羽田からカンクンまでの飛行時間は以下の通りでした。
やっぱり遠いですね。。
ところが、そんな長旅の疲れを吹き飛ばすほど、カンクンで泊まったオールインクルーシブのリゾートホテルが最高でした。詳細は次の記事に書きます!
→カンクン滞在篇へ続く